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2021年01月14日 [IPO]

市場区分見直しと上場制度

東京証券取引所では、2022年4月に現在の市場区分をスタンダード市場・プライム市場・グロース市場の3つの市場区分に見直すことが予定されている。2020年12月25日、東京証券取引所は、新市場区分への円滑な移行を実現するため、「第二次制度改正事項」として、新市場区分の上場制度の全体像、上場会社の市場選択の手続及び新市場区分の上場維持基準を充たさない場合の経過措置について、所要の制度整備を実施しすることとし、パブリック・コメントを募集している。
新市場区分への新規上場は、新規上場日が移行日(2022年4月1日)以降となると見込まれ場合に受理するものとし、それまでの間は、現行の市場区分に係る新規上場申請を受理することとしている。
現行の市場区分に係る新規上場申請を行ったものの、新規上場日が移行日(2022年4月1日)以降となった場合には、現行の市場区分をそれぞれ以下の新市場の区分に申請があったものとみなすとされている。
市場第一部⇒プライム市場、市場第二部及びJASDAQスタンダード⇒スタンダード市場、マザーズ及びJASDAQグロース⇒グロース市場
スタンダード市場の上場制度では、形式基準及び上場審査(実質)基準は、市場第二部及び現行の本則市場の形式基準と同様の基準を設けるとしている。プライム市場の上場制度は、形式基準及び上場審査(実質)基準は、市場第一部及び現行の本則市場の形式基準と同様の基準を設けるとしている。なお、プライム市場は、他の市場と比べて一段高いガバナンスを求めることとして、「第三次改正事項」において、コーポレートガバナンス・コードの改訂等を行う予定としている。グロース市場の上場制度では、形式基準及び上場審査(実質)基準は、マザーズの形式基準と同様の基準を設けるとしている。また、現行のマザーズにおける上場審査と同様の観点から審査を行うものとしている。
なお、既上場会社は、2021年9月1日から12月30日までの期間(選択期間)において、移行日に所属する市場区分として、スタンダード市場、プライム市場またはグロース市場のいずれかの市場区分を選択し、その旨を申請することとしている。
市場区分の選択申請に際しては、市場区分選択申請書等の書面を提出することになる。また、市場区分の選択によっては、市場区分の選択が選択先の市場区分の上場審査基準に適合するかどうかを確認するため審査を行うとしている。選択期間で市場区分の選択申請が行われなかった場合は、市場第一部、市場第二部及びJASDAQスタンダードの上場会社は、スタンダード市場を、マザーズ及びJASDAQグロースの上場会社はグロース市場を選択したものとされる。


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